このサイトはお酒に関する内容を含んでいます。

あなたは20歳以上ですか?

特選!ハイボールコラム

アイキャッチ画像

2023.11.30

大阪

頂店探訪

今回歩いたのは、大阪府天満[けとばし屋チャンピオン 天満総本店]

大阪・天満を歩いた人

  • 地球の歩き方
  • プロデューサー
  • 梅崎愛莉
歩いた人の画像

兵庫県出身。旅先の名物のお酒を飲むのが趣味。デンマークにワーホリで滞在していたこともあり、北欧大好き。アイスランドのビールが気に入り、そのビール瓶を家に飾っています。

変わりゆく大阪の変わらない街と人

大川に囲まれた天満(てんま)地域の中心は、日本一の長さを誇る天神橋筋商店街。JRや地下鉄などの各駅が最寄駅だが、大阪駅から20分ほどかけて歩いてみるのもおもしろい。2025年の万博に向けて大阪駅周辺の街並みは大きく変化している。「キタ」と呼ばれる大阪市北部は「ミナミ」に比べると、やや大人の街のイメージ。大阪駅周辺も天満も「キタ」の一部だが、雰囲気はだいぶ違う。未来都市のように進化している大阪駅周辺から天満に来ると、商店街の喧噪、気取らない雰囲気にほっとするに違いない。商店街を南へ歩くと、大阪天満宮が現れる。天満宮から10分ほど歩けば、大川に到着する。川岸は緑が豊かで広々と風景が開けている。一方、北のJR天満駅あたりには、入り組んだ雑多な路地が続く。夜は、いや昼から飲み屋が混雑していて、そんなところも怪しい魅力となっている。変わっていく大阪で、何も変わっていないのが天満なのかもしれない。

いつも賑やかな天満エリア

大阪天満宮に奉納された絵馬

天満で訪れたいスポット

大阪天満宮

JR大阪天満宮駅や地下鉄南森町駅のある京阪国道から、にぎやかな天神橋筋2丁目商店街を歩き左へ曲がると、すぐ先に大阪天満宮が現れる。境内は人が多いものの、静かな雰囲気が漂う。学問の神様である菅原道真公が祀られているが、大宰府へ向かう途中で道真公は、奈良時代からこの地に鎮座する大将軍社を参拝したという。大将軍社は境内の西北に鎮座している。毎年7月に開催される天神祭は日本三大祭のひとつ。梅の名所としても有名だ。

天神橋筋2丁目にある表大門

堂々とした本殿

[DATA]
住所:大阪府大阪市北区天神橋2-1-8
アクセス:JR大阪天満宮駅、地下鉄堺筋線・谷町線南森町駅から徒歩3分
時間:6:00~18:00
定休日:無休
[公式サイト]

造幣博物館

大阪天満宮駅から京阪国道を東へ10分ほど歩くと、右側にレンガ造りの塀が続く。この先の門を入り、簡単な手続きを済ませて、敷地奥の博物館へ大川沿いの道を歩く。この道は「桜の通り抜け」と呼ばれ、八重桜の季節に一般公開されている。博物館内には小判から現在の貨幣などのほか、オリンピックのメダルや勲章なども展示。造幣局の仕事そのものが理解できて興味深い。門の近くのショップでは、メダルや貨幣などが販売されている。

入場無料だが展示は充実

[DATA]
住所:大阪府大阪市北区天満1-1-79(造幣局構内)
アクセス:JR東西線大阪天満宮駅から徒歩15分
時間:9:00~16:45(入館は16:00まで)
定休日:年末年始、「桜の通り抜け」開催期間、第3水曜日
[公式サイト]

天神橋筋商店街

南北約2.6kmにも及ぶ日本一長い商店街。南から北へ向かい1丁目から7丁目までの商店街が続き、店舗数は600店ほどといわれる。昔ながらの喫茶店や大衆食堂、現代のさまざまなチェーン店、甘味処、惣菜店、昼から飲める店、懐かしい金物屋、洒落た土産店、レコード店、格安スーパーなどなど、とにかく多種多彩な店が並ぶ。歩き方は自由だが、北上していくと5丁目から道幅が狭くなり下町の風情がより強く感じられる。

大阪らしい熱気にあふれる商店街

[DATA]
住所:大阪府大阪市北区天神橋1~7丁目
アクセス:JR大阪環状線天満駅、JR東西線大阪天満宮駅、地下鉄堺筋線扇町駅・南森町駅などからすぐ
時間:店舗により異なる
定休日:店舗により異なる

天満で訪れたのはこちらの店

けとばし屋チャンピオン天満総本店

馬肉の味わい深さがわかる店

初の馬焼肉に思わず興奮

「馬刺しは聞いたことがありますけど、馬の焼肉というのは初めてです」そう話す梅崎は、おそるおそる鉄板の上の肉に箸を伸ばし、口へ運んだ。「うわっ、やわらかい!」その言葉どおり、6種類の部位の馬の焼肉はどれもあっさりしていて、とてもやわらか。脂っこさがまったくなく上品な味わいだ。「牛や豚と違って、煙が立つこともありません」店長の西岡さんが言うとおり、鉄板の上の肉からは煙がほとんど上がっていない。馬肉は赤身やバラ、希少なタンなど。それぞれの旨みがあり、やわらかさはどれも共通している。「ヘルシーな肉ということで女性からの人気は高いですね」と西岡さん。店はJR大阪環状線天満駅から線路に沿って3分ほど歩いた線路のガード下にある。商店街からは少し離れた場所で、人通りもそう多くはない。正直「こんなところに」と最初思ったが、17時の開店間もなく、女性のグループ客がやってきた。

恐る恐る食べた焼肉に感動

恐る恐る食べた馬肉の焼肉に感動

地元の業者からも「やめとけ」

馬の焼肉が一度食べるとやみつきになることは、よくわかった。だが実は、本場の熊本でも馬の焼肉は珍しいという。店の創業者が焼肉にこだわったと話す西岡さん。「地元の業者さんからも『やめとけ』って反対されましたよ」と笑う。馬肉を焼肉で食べるためには、肉の処理の仕方や切り方などで苦労するという。店は開業してから11年ほど経つが、試行錯誤を重ねてきたし、今でも研究を続けている。どのような肉の部位が出てくるかは、その日の仕入れなどによって変わってくる。カロリーが鶏ささみと同じくらいで、牛肉や豚肉と比較すると半分から3分の1程度。たんぱく質や鉄分、カルシウムなども豊富なことから、女性から注目されている馬肉。けとばし屋では珍しい部位の肉が出てくることもあり、男女ともにリピーターが多いという。

各テーブルに置かれたグリル。煙が少ないので換気扇も小さい

店主おススメの頂店ハイボールのアテ!

※値段はすべて税込み

〈おススメ①〉
焼肉盛り合わせ2人前  3850円

肉の種類はその日の仕入れによって異なる。この日は、クラシタ(肩ロース)、ベンケイ(赤身)、ビンタ(ほっぺた)、チョウチン(バラ)、タン、カイノミ(赤身)の6種類。タン、チョウチン、カイノミはレア、その他はミディアムレアで食べるのがおすすめ。その味わいは本当にクセになる。3~4人前は4950円。

〈おススメ②〉
刺身5種盛り  2838円

真っ白な肉が人気の高いコーネ(たてがみ)、赤身はロース、紅白の肉はフタエゴ(バラ)、薬味の横にあるのはサンカク(バラ)で四角く切られているのはヒレ。定番の馬刺しも、もちろん店の看板メニューとなっている。新鮮な刺身は、本場九州の甘みのある醤油でいただくことができる。

〈おススメ③〉
チャンピオン餃子  479円

焼肉同様、おそらく馬肉の本場でも珍しい一品。馬肉ならではのあっさりとした味わいで、いくつでも食べられそうな感覚になる。ハイボールにもぴったりのメニュー。ほかにも、メンチカツ、ステーキ、にんにく炒め、すじ煮など、馬肉一品メニューが充実していて、選ぶのに迷ってしまうほどだ。

梅崎取材メモ

お店の名物は「馬肉」!馬肉はヘルシーで、特に赤身は女性に大人気だそう。馬肉は想像以上のやわらかさで、ハイボールとの相性もよく、食べて飲んでと手がとまりませんでした。リピーターが多いこともうなずけます。

訪れた頂店

  • けとばし屋チャンピオン 天満総本店

頂店情報を見る

ジョッキで乾杯-左側 ジョッキで乾杯-右側 ビールの泡