今年、頂店ハイボールに出逢えるお店
おにくの大将
kumamoto
熊本では珍しいもつメニューが大人気
市電の水道町停車場から熊本を代表するデパート鶴屋百貨店の裏手へ歩町通りを進み、小泉八雲旧居が建つ蓮政寺公園の先の安政町通りと道が交差する角に店はある。熊本名物である馬刺しはもちろん味わえるが、20種類ほどの「もつやき」があり人気を集めている。というのも、熊本ではもつが充実した店はあまり多くはないためだ。豚もつはすべて熊本産、牛もつは九州産を使用している。新鮮なもつメニューはどれもクセがなく、これを目当てにやって来るお客も少なくない。こぶくろ刺、がつ刺、白センマイ刺などは、あらかじめ「売切御免」と書かれているほどの人気ぶりだ。もつ煮込みのほか、からしれんこんや揚げ豚足などの熊本名物も取り揃えている。
店主おススメの頂店ハイボールのアテ!
ねぎれば
新鮮な豚レバーを備長炭で焼き上げ、自家製ダレをかけた一番人気のメニュー。ゴマ油と白ネギをあえた自家製ダレはレバーを引き立てる味わいであるのは当然のことながら、何よりもその量の多さ、見た目のインパクトにしばし唖然としてしまう。たっぷり、というよりも、タレの中にレバーの串が浮いているかのような印象。ビジュアルに驚き、続いて味に驚く。そして、ハイボールとの相性にまたびっくり。何度も楽しませてくれる逸品だ。
INFORMATION
おにくの大将
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営業時間
11:30~13:30、18:30~24:00
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定休日
日曜
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予約
可
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電話
096-325-4129
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住所
熊本県熊本市中央区安政町6-12
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アクセス
熊本市電水道町電停から徒歩3分
「おにくの大将」を訪れる前の立ち寄りスポット
熊本城
市の中心部から徒歩15分ほどの距離。熊本城周遊バス「しろめぐりん」を利用すると便利だ。約51万㎡の広大な敷地に建つ堅固な城は、1607(慶長12)年、加藤清正により完成。その後、城主は細川家に移った。天守閣は1877(明治10)年、西南戦争で一度焼失。2016(平成28)年の熊本地震で城全体が大きな被害を受けたことは記憶に新しい。まだ修復作業が続く部分はあるものの、天守閣は2021(令和3)年に復旧された。